MENU

閉じる

閉じる


ホーム > 観光・イベント > 歴史と文化 > 史跡・文化財 > 投谷八幡宮本殿・末社四所宮・末社地主社附棟札13枚・妻板1枚

投谷八幡宮本殿・末社四所宮・末社地主社附棟札13枚・妻板1枚

投谷神社本­殿
  • 指定区分:県指定文化財
  • 種別:有(建)
  • 指定日:H15.4.22
  • 所在地:曽於市大隅町

 ※令和4年6月の火災により本殿・拝殿・末社が全焼したため、令和5年3月9日付で県指定解除となりました。棟札・妻板は大隅郷土館にて展示しています。

末社四­所宮

末社四­所宮

末社­地主社附棟­札13枚・­妻板1枚

投谷八幡宮棟札

投谷八幡宮は、大隅町大谷宮ヶ原に鎮座しています。大隅正八幡宮(鹿児島神宮)の別宮で、神領の四方境目に立つ神社であり、東の境に位置します。創建は和銅元(708)年と伝えられています。
本殿は、正面三間側面二間の流造で、蟇股や木鼻、拳鼻などの細部意匠から延享5(1748)年のものと考えられます。また、本殿横の四所宮・地主社は同形同大の見世棚造で、棟札より万治3(1660)年のものと考えられ、木鼻、拳鼻や虹梁の建築様式は県内独特のものです。いずれも大隅半島の地域的特徴を示した造りであり、また、建築・修理の年号等が記された棟札や妻板が良好に残って(大隅郷土館にて保存展示)います。棟札は13枚あり、天文22(1533)年、永禄8(1565)年、慶長9(1604)年、延享5(1748)年等が残っています。他に万治3(1660)年の妻板もあります。
島津氏にも手厚く遇されており、慶長7(1602)年の島津龍伯・忠恒らによる懐紙・短冊や、文化5(1808)年の島津斉宣による短冊が残っています。
毎年、御田植え祭や茅の輪くぐり、王子神幸等の行事が行われています。中でも、王子神幸は弥五郎どん祭りの祖形とも考えられております。

お問い合わせ先

曽於市教育委員会 生涯学習課
〒899-8692 鹿児島県曽於市末吉町ニ之方1980番地
お問い合わせ E-mail:o-syakyou@city.soo.lg.jp
TEL:0986-76-8873 FAX:0986-36-7500

一番上へもどる