
鬼追い(末吉)
毎年1月7日、熊野神社で「鬼追い」が行われます。
この鬼は福を招き災いを除いてくれる善い鬼だとされ、25歳の厄男が鬼となって、多くの御幣を身にまとった鬼と「つけ」(付き添い役)が縦横無尽に駆け巡ります。鬼が暴れれば暴れるほどその年は五穀豊穣、無病息災になると言い伝えられている伝統行事。平成6年鹿児島県無形民俗文化財に指定されました。
溝ノ口岩穴祭り(財部)
毎年4月8日のお釈迦様の誕生日に近い日曜日に「溝ノ口岩穴祭り」が開催され、洞穴と洞穴入り口にある岩穴観音へ奴踊りが奉納されています。
郷土芸能の教育として、地元の中谷小学校児童のみなさんが奴踊りを保存し続けています。
昭和30年、溝ノ口洞穴が鹿児島県天然記念物に指定されました。
弥五郎どん祭り(大隅)
毎年11月3日、900年以上の伝統を持つ「弥五郎どん祭り」が行われます。弥五郎どんは、身の丈4メートル85センチの大男で、25反もの衣を身にまとっています。祭りの見どころは何と言っても、八幡神社から市街地を威風堂々と練り歩く「浜下り」です。
平成4年には、スペインのバルセロナで行われた巨人万博にも参加し名声を博しました。昭和63年鹿児島県無形民俗文化財に指定。
流鏑馬(末吉)
毎年11月23日、住吉神社で「流鏑馬」が行われます。
五穀豊穣や国家安泰、年占いの性格を持つ流鏑馬は、鎌倉時代の巻狩の衣装を身にまとった射手が、勢いよく走る馬の上から矢を放ち、的を射抜くほど次の年は豊年になると言い伝えられている伝統
行事。
昭和56年鹿児島県無形民俗文化財に指定されました。
そお市民祭
毎年、11月の第2土曜日と日曜日に末吉の栄楽公園で盛大に開催される曽於市の「秋の一大イベント」です。
会場では、特設ステージでさまざまなショーが行われます。また、グルメ街道には曽於市の味があります。
なわとびチャンピオン大会や豪華賞品が当たるビンゴゲーム、大抽選会なども行われ、秋の曽於市を大満喫できるイベントです。
