人権相談
人権擁護委員をご存じですか
人権擁護委員は、地域住民の中から人権擁護に理解のある人を市町村長が推薦し、法務大臣から委嘱された方々です。
人権擁護委員は、地域の中で、人権侵害が起きないように見守り、皆さんの身近な相談相手として活動するとともに、法務局などの専門機関と連携をとり、人権が侵害された人の救済を図ることを使命としています。現在、全国の市町村等に約14,000名の委員が配置されています。
曽於市では、現在、9名の人権擁護委員が地域で活動しています。人権に関して、悩んでいることや心配なことがありましたら、お気軽に人権擁護委員へご相談ください。相談料無料、秘密厳守でご相談に応じます。
6月1日は人権擁護委員の日です
全国人権擁護委員連合会では、6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、この日を中心に、人権擁護委員制度の周知と人権思想の普及・高揚を図るため全国的に啓発活動を展開しています。
曽於市では、毎年6月1日に特設人権相談所を開設しています。
曽於市の人権擁護委員(令和7年1月1日現在)
曽於市では、次の9名の人権擁護委員の方々が活動されています。(※敬称略)
末吉地区 | 大隅地区 | 財部地区 |
小園 伊津子 | 森田 永寛 | 水枝谷 孝志 |
小原 忠教 | 山本 ひとみ | 坂口 利幸 |
迫田 雪春 | 田ノ上 晃 | 亀元 美代子 |
人権擁護委員の活動内容
法務局や特設人権相談所での人権相談
いじめを受けた、体罰を受けた、暴行・虐待を受けた、差別を受けた、名誉毀損プライバシー侵害を受けた、セクシュアルハラスメントを受けた、インターネット上で誹謗中傷された、など様々な相談に対応します。
特設人権相談所を開設します
令和6年度の人権擁護委員による特設人権相談所の開設計画は、下記の日程となっています。
当日は、市の人権擁護委員が担当します。相談は無料、事前予約は不要です。
開設日 | 時間 | 場所 |
令和6年6月1日(土) 令和6年9月6日(金) 令和6年12月6日(金) 令和7年2月6日(金) |
午前10時から午後3時 |
・末吉中央公民館 ・大隅中央公民館 ・財部交流館 |
人権救済
「人権を侵害された」という被害者からの申告などを受け、法務局職員と協力して、調査・処理にあたります。いじめ、差別、暴行、虐待等の人権相談から救済手続を開始する場合もあります。
人権教室
いじめなどについて考えてもらい、相手を思いやることの大切さを伝えることを目的とした教室を開催します。
人権の花運動
子どもたちが花を育てることで、命の大切さや思いやりを育んでもらうことを目的とした活動を行います。
毎年4小学校を「人権の花運動実施校」に指定し、ひまわりの栽培を通じた人権の花運動に取り組んでいます。
人権の花運動実施指定校
年度 | 県指定校 | 市独自指定校 |
令和5年度 | 高岡小学校 | 檍小学校、柳迫小学校、月野小学校 |
令和6年度 | 財部南小学校 | 笠木小学校、岩川小学校、深川小学校 |
子どもの人権SOSミニレター
学校におけるいじめや家庭内の虐待など、子どもの人権SOSミニレターを通して、教師や保護者にも相談できない子どもの悩みを把握し、人権問題の解決にあたります。
子どもの人権相談110番
「いじめ」「不登校」「体罰」「児童虐待」など、こどもの人権問題に関する相談電話です。
先生や親には言えない、誰に相談していいかわからない・・・。
そんなときは一人で悩まずにお電話ください。
法務局の職員や人権擁護委員がみなさんのお話をお聴きします。
相談は無料、秘密は守ります。
全国共通フリーダイヤル ☎0120-007-110
受付時間:月曜日~金曜日 午前8時30分から午後5時15分まで
人権同和問題啓発強調月間(8月1日~31日)
鹿児島県では、8月を「人権同和問題啓発強調月間」と定め、この期間中に人権フェスタの開催やテレビ、ラジオのスポット放送、新聞広告など、様々な人権啓発活動を集中的に実施することにしています。
私たちの社会には、様々な人権問題があります。
人権問題を解決するためには、誰もがお互いの人権を尊重し、偏見や差別のない社会の実現に向けて努力を重ねていくことが大切です。
この機会に、皆さんも身近なことから人権を考えてみませんか。
全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間(令和6年11月15日~11月21日)
女性をめぐる様々な人権問題の解決を図ることを目的として、「女性の人権ホットライン」強化週間を実施します。
配偶者等からの暴力、セクシャル・ハラスメント、ストーカー被害など女性をめぐる人権問題は依然として数多く発生しています。
ひとりで悩まず、ご相談ください。相談内容は問いません。相談には、法務局職員又は人権擁護委員が応じ、秘密は厳守されます。
電話番号
0570-070-810(IP電話からは接続できません。)
実施期間
令和5年11月15日(水曜)から令和5年11月21日(火曜)まで
相談受付時間
午前8時30分から午後7時まで
ただし、11月18日(土曜)・11月19日(日曜)は午前10時から午後5時まで
相談内容
配偶者等からの暴力、セクシャル・ハラスメント、ストーカー被害など、女性の人権問題に関すること
全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間に関するお問合せ先
鹿児島地方法務局人事擁護課(電話 099-259-0684)
第76回人権週間 令和6年12月4日(水)~12月10日(火)
12月4日から10日までは、「第76回人権週間」です。
昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、初めて人権保障の目標ないし基準を国際的にうたった画期的なものです。採択日である12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。
法務省の人権擁護機関では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、昭和24年(1949年)から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。
いじめや児童虐待、インターネット上の人権侵害、感染症や障害等を理由とする偏見や差別、ハンセン病問題など、様々な人権問題が依然として存在しています。
これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、「誰か」の問題ではなく、自分の問題として捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。
本年も、12月4日から12月10日までの1週間、全国各地で様々なイベントが実施される予定です。
この人権週間をきっかけに人権について考えてみませんか。
人権相談窓口のリンク先一覧
法務省人権擁護局の人権相談
様々な人権問題に関する相談は
みんなの人権相談110番 ☎0570-003-110
いじめ・虐待など,こどもの人権問題の相談は
こどもの人権110番 ☎0120-007-110
セクハラ・家庭内暴力など,女性の人権問題の相談は
女性の人権ホットライン ☎0570-070-810
鹿児島地方法務局の人権相談窓口
曽於市役所 市民環境課
〒899-8692 鹿児島県曽於市末吉町ニ之方1980番地
お問い合わせ E-mail:s-shimin@city.soo.lg.jp
TEL:0986-76-8805 FAX:0986-76-8877