大淀川清流ルネッサンスⅡ協議会
曽於市は大淀川清流ルネッサンスⅡ協議会に参加しています!
大淀川清流ルネッサンスⅡ協議会とは
経緯
平成12年当時、大淀川の水質は良好とは言えない状態でした。そこで、平成13年度に大淀川ルネッサンスⅡ協議会が発足しました。平成16年度には、水環境改善緊急行動計画を策定し、大淀川の水環境を改善する取り組みを実施することになりました。
水質は改善傾向にありますが、水量が少なくなる冬の時期などは環境基準を超過する項目があるなど、まだまだ改善が必要です。
大淀川の更なる水環境改善に向け、平成31年2月に新たに行動計画書を策定し、関係機関が取り組みを進めています。
対象地域
大淀川の上流域(都城盆地)を対象としています。
水環境悪化の主な原因
平成12年度当時の大淀川の水環境悪化の原因
- 生活排水対策の遅れ
- 家畜排せつ物の不適正処理
- 畑地への過剰施肥
大淀川清流ルネッサンスⅡ協議会水環境改善緊急行動計画(国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所ホームページ)
大淀川清流ルネッサンスⅡ協議会水環境改善緊急行動計画パンフレット
(1858KB)
大淀川とは
大淀川の源流は曽於市末吉町の中岳中腹にあります。中岳にある源流から107kmという長い距離を流れ、4市4町、133本もの支川と合流した雄大な流れは、宮崎市を通って日向灘に注いでいます。
私たちは大淀川から、おいしい水やお酒、水田への利用、美しい景観など、様々な生態系サービスの恵みを受けており、将来の世代にも受け継いでいかなければなりません。
生活排水対策
生活排水とは
台所やお風呂、洗濯、トイレなど、私たちの生活から出る排水のことです。私たちは1日につき一人当たり約250リットルの生活排水を出しています。この中に約43グラムの汚れが含まれており、トイレ以外の排水(生活雑排水)の汚れが約30グラム(約70パーセント)を含んでおり、生活雑排水の処理が重要です。
生活排水処理の方法
下水道区域にお住まいの方へ
下水道に接続しましょう。下水道に接続することによって、曽於市下水道浄化センターで処理し、きれいな水を川に流すことができます。
下水道区域以外にお住いの方へ
合併処理浄化槽を設置しましょう。合併処理浄化槽で生活排水を処理し、きれいな水を排水することができます。
単独浄化槽を設置されている方へ
単独浄化槽では、トイレの排水しか処理できません。生活雑排水も処理するため、合併処理浄化槽への切り替えをしましょう!
生活の中での排水対策
台所編
- 天ぷら油は、排水溝に流さず資源ごみとして出しましょう。
- 食器に残った汚れはふき取ってから洗いましょう。
- 洗剤は適量使用しましょう。
- 生ごみなどはこまめに取り除き、水が汚れないようにしましょう。
お風呂編
- シャンプーやボディーソープは適量を使用しましょう。
- 排水溝の髪の毛などはこまめに取り除き、水が汚れないようにしましょう。
- お風呂の残り湯は洗濯に利用しましょう。
洗濯編
- 洗濯洗剤は適量を使用しましょう。※多く入れても洗浄効果はありません。
トイレ編
- トイレはきれいに保ち、洗剤での掃除の回数を減らしましょう。
その他
- 川へのごみのポイ捨てや不法投棄などは絶対にやめましょう!
曽於市役所 市民環境課
〒899-8692 鹿児島県曽於市末吉町ニ之方1980番地
お問い合わせ E-mail:s-shimin@city.soo.lg.jp
TEL:0986-76-8805 FAX:0986-76-8877