自殺対策について
自殺対策の背景
日本では1年間に約2万人、県内では約300人、曽於地区では20人を超える方々が自ら命を絶っています。特に曽於地区は、県内でも自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)の高い地区です。自殺は、心身の問題のみならず、経済や家庭問題、周囲の方との人間関係など複数の要因が絡み合い、誰もが当事者となり得るものです。私たちは日々いろいろな悩みを抱えて暮らしています。悩みを抱えた人を孤立させず、悩みに気づき、声をかけ、話を聞いて、必要に応じて支援につなげ、見守っていくことが大切です。
自殺対策計画
平成28年4月に自殺対策基本法が改正され、自殺対策を「生きることの包括的な支援」として新たに位置づけ、地方自治体に自殺を防ぐための計画策定が義務付けられました。曽於市では、国の「自殺総合対策大綱」及び県の「自殺対策計画」の基本的視点をふまえて、「曽於市自殺対策計画」を策定しています。
・第2期曽於市自殺対策計画(令和7年度~令和11年度版) (全体版(3532KB))(概要版
(1135KB))
・曽於市自殺対策計画(令和2年度~令和6年度版) (全体版(3151KB))
国の自殺総合対策大綱が概ね5年に一度を目安として改訂されることから、曽於市自殺対策計画についても、計画期間を5か年として策定しています。
相談窓口一覧
相談窓口名称 | 電話番号 | 相談内容等 | 相談日時間など | 備考 |
精神保健福祉センター | 099-218-4755 | 精神保健福祉、心の健康づくりに関する相談 |
電話相談 平日:9時~17時 |
来所相談は事前電話 |
自殺予防情報センター | 099-228-9558 | 自殺に関するお悩みをお持ちの方の相談、自死遺族の方の相談 | 祝日を除く月・木:9時~12時 13時~16時 | 来所相談は事前電話 |
こころの電話 |
099-228-9566 099-228-9567 |
精神的不安等、心の悩みごとに関する相談 |
平日:9時~12時 13時~16時30分 |
電話相談のみ |
鹿児島いのちの電話 | 099-250-7000 | 自殺等様々な悩みを抱える方々の相談 | 24時間対応 | 毎月10日は0120-783-556 |
よりそいほっとライン | 0120-279-338 | 生きにくさ、暮らしにくさを抱えている方の相談 | 24時間対応 | |
志布志保健所 | 099-472-1021 | こころとからだの健康、精神保健福祉に関する相談など | 平日:8時30分~17時15分 | 来所相談は事前電話 |
曽於市福祉介護課 | 0986-76-8807 | 福祉、介護に関する相談 | 平日:8時30分~17時15分 |
自殺対策事業
曽於市では、自殺対策の事業として、「心が元気になる相談室」と「ほっとひといきタイム・茶飲み場」を開催しています。
①心が元気になる相談室(事前予約制)
健康のこと、家族のことなど、臨床心理士が相談に応じます。秘密は固く守られます。お気軽にご相談ください。
※日時は変更になる場合があります。
②ほっとひといきタイム・茶飲み場(予約不要)
日常の出来事や悩み事などについて、地域の方々と一緒にお茶を飲みながらお話ししませんか?気が向いた時で構いません。お気軽にご参加ください。
・令和7年度 ほっとひといきタイム 年間開催予定表(27KB)
※日時は変更になる場合があります。
精神科・心療内科 医療機関一覧
9月10日~16日は自殺予防週間、3月は自殺対策強化月間です。
国は、9月10日~16日を「自殺予防週間」、3月を「自殺対策強化月間」と定め、重点的に広報・啓発活動を展開しています。私たちは日々いろいろな悩みを抱えて暮らしています。身近な人・大切な人の表情はどうでしょうか?悩みに気づき、声をかけ、話を聞いて、必要に応じて支援につなげ、見守っていくことが大切です。
ゲートキーパー
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。特別な研修や資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。周りで悩んでいる人がいたら、やさしく声をかけてあげてください。声をかけあうことで、不安や悩みを少しでも和らげることができるかもしれません。ゲートキーパーは「変化に気づく」「じっくりと耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されていますが、そのうちどれか1つができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるでしょう。
曽於市役所 福祉介護課
〒899-8692 鹿児島県曽於市末吉町ニ之方1980番地
お問い合わせ E-mail:s-fukushikaigo@city.soo.lg.jp
TEL:0986-76-8807