投谷八幡宮の棟札・妻板

- 指定区分:市指定文化財
- 種別:有(歴史資料)
- 指定日:R7.4.10
- 所在地:曽於市末吉町二之方
かつて投谷八幡宮には、延享5年(1748)建の本殿や万治3年(1660)建の末社が現存し、大隅半島に残る貴重な建造物として県指定文化財に指定されており、棟札・妻板もこれら建造物の建築年の根拠資料として県指定の附となっていました。令和4年6月25日の火災により、本殿及び末社等は全焼しましたが、棟札・妻板は大隅郷土館で展示していたために焼失を免れています。
江戸期以降の棟札・妻板が市内でまとまって現存しているのは投谷八幡宮のみです。これらには各建造物の造立年月日や、当時の造営主、勧進者、大工、僧侶、神職、恒吉衆中など様々な情報が記載されており、恒吉の当時の状況を把握するうえで貴重な歴史資料です。
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