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戦後80年関連事業

今年(令和7年)は戦後80年の節目の年です。当時の記憶を持つ人が少なくなっている今、戦争の記憶を語り継いでいくことが私たちの大切な使命です。

令和7年8月2日 「戦後80年歴史講演会」を開催しました

  近現代考古学・公共考古学の研究に取り組んでおられる慶應義塾大学教授安藤広道氏を講師にお招きし、戦争遺跡が持つ記憶と歴史についてご講演いただきました。講演会当日は、市内外から80名を超える方々にご参加いただき盛況となりました。戦争遺跡として岩川航空基地跡は全体的に地形や周囲の景観が良く残っており、立地の特徴や設備の配置がよくわかる太平洋戦争末期の本土防衛用秘匿基地の典型例であることが指摘されました。また、基地が持つ意義について、なぜ秘匿基地をつくってまで戦争を継続したのかを考える場であるとともに、特攻に集中しがちな航空作戦のなかで、見落としがちな側面を考える場、特攻を批判した美濃部少佐の姿勢から学ぶ場であるとのお話しをいただきました。

 

令和7年8月6日 「曽於市内の戦争遺跡を巡る」を開催しました

  今から80年前の昭和20年8月6日は都城市が大空襲に遭った日です。隣接する曽於市内でも多くの被害があったと言われています。この日にあわせて、参加者21名が戦争の記憶を留める持留橋、特攻に異論を唱えた芙蓉部隊と同部隊が使用した岩川基地関連の戦跡や機銃掃射の痕が残る覚照寺等を巡りました。戦後80年経った今もなお生々しい戦争の痕を参加者は真剣な表情で見学していました。ツアーの最後は、覚照寺の平島住職から講話をいただき、戦争の本当の姿とは、平和とは何かをあらためて考えさせられる貴重な機会となりました。

お問い合わせ先

曽於市教育委員会 生涯学習課
〒899-8692 鹿児島県曽於市末吉町ニ之方1980番地
お問い合わせ E-mail:o-syakyou@city.soo.lg.jp
TEL:0986-76-8873 FAX:0986-36-7500

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