前川内の太鼓踊り

- 指定区分:市指定文化財
- 種別:無形民俗
- 指定日:S43.1
- 所在地:曽於市末吉町深川
末吉町深川の前川内集落に伝わる太鼓踊りです。前川内でいつ頃から踊られるようになったかは不明ですが、太鼓踊りの由来は、島津義弘の朝鮮出兵の際に、大勝したのを記念して、士風をつくり戦勝を祝福するために考案されたともいいます。
内容は、馬攻め、庭入りなど11種目から成り、構成は太鼓12人、鐘9人(歌の役を兼ねる)です。服装は、太鼓役が白襦袢、白鉢巻、黒足袋を身につけ、矢旗を3本背負います。真中の矢旗の頂に槍をつけ、鳥のホロをつけます。鐘役は、黒の久留米絣で陣笠を被ります。昭和41年に復活し、各催事で披露していました。(現在は活動休止)
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