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市長所信表明

 令和7年第3回曽於市議会定例会が開催されるにあたりまして、市政に対する私の所信の一端を申し上げます。
 去る7月20日実施された曽於市長選挙におきまして、多くの市民の皆様をはじめ各方面から力強い御支援を賜り、第6代市長として向こう4年間、本市の舵取り役を担うことになりました。その重責を痛感するとともに身の引き締まる思いでございます。微力ではありますが市民の皆様の信頼と期待に応えるために、 決意を新たに誠心誠意取り組んでまいる所存でありますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
今回の市長選挙において私は市民の皆様の声に耳を傾け、市民の皆様と対話し、市民の皆様の暮らしと福祉を守り、「子どもたちが帰ってきたくなるまち」の実現のため、健全財政のもと、産業の振興、雇用の創出、子育て支援、高齢者福祉の充実、観光振興、スポーツ振興と文化の継承、防災対策の8項目を軸に今後4年間しっかりと取り組んで参ります。

 まず、1番目は健全財政に向けた取り組みであります。
 本市の財政は、国県の動向に大きく左右されるため、国の予算編成方針などの動向を注視しながら、財政需要に弾力的かつ的確に対応していく必要があります。よって、健全財政を行うためには、これまで合併優遇措置であった合併特例債も終了することから、歳出の節約とともに、歳入の確保が重要であり、今後自主財源確保の最優先課題として「ふるさと納税」30億円の目標を掲げ全力で取り組んでまいります。
 次に、2番目は産業の振興であります。
 農業分野では、生産コスト削減や、ほ場・農道の再整備を進め、商工業分野では、新規起業者への支援体制の充実を図ってまいります。
また、新規就業者・起業者・後継者の支援強化策として、市単独支援の年齢・所得制限を撤廃するとともに、外国人実習生・就業者のサポート窓口の一本化を進めてまいります。
 次に、3番目は雇用の創出であります。
 都城末吉道路及び曽於志布志道路の整備を見据えた企業誘致を推進するとともに、地元企業と連携したインターン制度の導入を進めてまいります。
 次に、4番目は子育て支援であります。
 乳幼児のおむつと粉ミルク支援、小児科医の誘致、子どもの遊び場を整備するとともに、小学生・中学生の入学おめでとう祝金制度の創設と教育教材費の無償化を図ることで教育支援にも力を入れ、曽於高校との連携による高等教育の高度化支援も進めてまいります。
 次に、5番目は高齢者福祉の充実であります。
 地域交通政策として、利便性の高い交通体制を整備することで買い物支援・通院支援を図るとともに、高齢者が参加しやすく、生きがいを感じることができる取組みとして、健康寿命延伸のための屋外競技や通いの場の充実を図ってまいります。また、生涯を安心して暮らしていけるよう各種制度の持続可能性を確保していくための取組みを推進してまいります。
 次に、6番目は観光振興であります。
 SKLVと連携した観光ルートの整備や高規格道路圏の連携による広域観光ルートの構築をはじめ、既存観光施設の充実を図ることで観光客の誘客を進めてまいります。
 次に、7番目はスポーツ振興と文化の継承であります。
 青少年提案型予算を創出し、青少年の提案による様々な活動支援に努めてまいります。さらに中学生・高校生の競技力向上を目指し、アスリート育成支援をおこなってまいります。
また、弥五郎どん祭りの継承体制整備、学校と連携した地域郷土芸能の継承に力を入れ、本市の歴史と伝統を守ってまいります。
 次に、8番目は防災対策であります。
 南海トラフ地震に備え、地域コミュニティ組織の防災体制の強化を図ります。また、インフラの補修と更新及び自然災害を未然に防止するための社会基盤整備に取り組みます。

以上のことを選挙公約に掲げておりますが、これらを職員と一体となって進め、市民の皆様の声を大切にし、子どもたちが帰ってきたくなるまち「曽於市」の実現に向けて、全身全霊取り組んでまいります。

                                            

                                         曽於市長 

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