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令和3年度施政方針

令和3年度施政方針(令和3年3月定例議会)

 本日,ここに令和3年第1回曽於市議会定例会が開会されるにあたり,市政運営に臨む私の姿勢と所信の一端を申しあげますとともに,令和3年度の一般会計予算案の重点施策など,その概要についてご説明申し上げます。
  国は,予算編成の基本方針として,「経済財政運営と改革の基本方針2020」に基づき,新型コロナウイルス感染症の拡大防止策とともに,デジタル改革・グリーン社会の実現や,防災・減災,国土強靭化の推進,少子高齢化対策や働き方改革など,経済・財政一体となった改革を推進することとしています。
 予算編成に当たっては,我が国財政の厳しい状況を踏まえ,引き続き,歳出全般にわたり,聖域なき徹底した見直しを推進し,地方においても,国の取組と基調を合わせ徹底した見直しを進めることとしています。
 令和3年度の地方財政対策においては,新型コロナウイルス感染症の影響により地方税等が大幅な減収となる中,安定的な行政サービスを提供しつつ,防災・減災,国土強靭化の推進などの重要課題に取り組めるよう、地方交付税等の一般財源総額について,前年度を2,414億円上回る約62兆円の額を確保されたところです。
 本市におきましては,このような国の施策に対応するとともに,市誕生後15年で約9,600人減少している事実と超高齢化に対する危機意識を市民全体で共有し,本市の将来像である「豊かな自然の中で みんなが創る 笑顔輝く元気なまち」を実現するため,「第2次曽於市総合振興計画」に示した,まちづくりの基本方向に向けた取り組みを進め,市民が安心して働き,将来に夢や希望を持つことができるような魅力あふれる地域社会を実現していくため,令和元年度に改訂した「第2期曽於市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を計画的に実施しながら,市の人口増対策に対して積極的に取り組むとともに,新型コロナウイルス感染拡大防止と社会経済活動の両立を図りながら,市民が安全・安心を実感できる社会となるよう全力を尽くしてまいります。
 私は,市長就任8年目に当たり,市民の皆様と約束しました公約の実現に,今後も更に努力してまいる所存でございます。
 まず,市の人口増対策として実施している宅地分譲整備事業は,財部地域において整備を進めてまいります。また,大隅町坂元地区及び大隅南地区の販売も引き続き取り組みながら,今後も人口増を図る事業を継続して実施してまいります。
 市内3か所に設置した子育て支援センターは,身近な場所として安心して子育てが行える施設であり,今後も利用促進に向けて更なる情報発信に努めてまいります。
 また,幼児教育・保育の無償化により保護者の負担は軽減されましたが,これまで実施してまいりました保育園・認定子ども園等の保育料の負担軽減,高校3年生相当時までの医療費の無料化を継続して実施してまいります。
 情報発信事業は,曽於市を市内外にPRするための大変重要な事業であります。今後も情報発信の中核をなす「市報そお」やコミュニティFM放送「Soo Good FM」,ホームページ等について,分かりやすい内容で積極的に市民の皆さまへの情報提供に取り組んでまいります。
 また,全国への曽於市の発信として,PR大使のご協力と郷土会等の支援をいただきながら,本市の知名度の向上に努めてまいります。
庁舎整備につきましては,令和元年度に策定しました「本庁・支所機能再編計画」に基づき,窓口業務をはじめとする市民サービス拡充を図るとともに,災害時における重要な防災拠点施設としての役割から,庁舎の整備を進めることとしており,まずは本庁舎施設の整備から取り組んでまいります。
 まちの発展には,産業の振興が欠かせません。曽於市は,畜産を中心とする農業のまちであり,農業生産額を増やすことを本市発展の基本と掲げる中,令和2年産曽於市農畜産物生産実績における生産額合計は,470億1,790万6千円,前年度と比較すると11億1751万7千円,2.3%の減であり,畜産部門では,6億1,673万5千円,1.5%の減となりました。
 園芸作物等については,畑かんの水を活用した農作物の収量増,品質向上を図り,農家の所得の向上を目指します。また,農家の経営安定を図るために,加工・業務用野菜の取り組みを更に推進します。また,農作業の受委託や農業機械導入経費の節減等を図るため,農業公社を平成30年度に設立し,平成31年度より稼働いたしております。今年度はコントラクター事業用作業機械等の導入を図り,畜産農家の規模拡大が図られるよう努力してまいります。
 畜産については,生産基盤の拡大を図るため,畜産振興協議会事業を中心とした導入保留対策や家畜改良を計画的に進めてまいります。また,家畜伝染病を防止するための防疫対策の強化による家畜衛生体制の確立と家畜の生産性向上を図ってまいります。
 思いやりふるさと寄附金推進事業につきましては,昨年度に引き続き,全国から多くの寄附金をいただき,御礼として本市の特産品を贈呈しております。令和2年度は,4月から1月までの10か月間で,約10万8千件,約19億6千万円を超える寄附金をいただき,3月末までには,20億5千万円を超える見込みであります。曽於市を応援くださいました全国の皆様に,心より感謝申し上げます。令和3年度も,更にふるさと納税に対する活動を充実し,本市の全国的なPRと地域活性化に努めてまいります。また,「一般社団法人曽於市観光協会」を核として本市の観光事業の充実と,ゆるキャラである「そお星人」のPR活動も引き続き進めてまいります。
 災害復旧事業については,昨年も梅雨前線等の豪雨により,多くの市道・農道・河川・農業用施設等の災害が発生し,また,農産物にも甚大な被害をもたらしました。1日も早い復旧に努め,併せて防災減災のための予防保全対策を図ってまいります。
 まちづくりは,人づくりであり本市発展の基本となるものです。「個性豊かな教育と文化のかおるまちづくり」の基本理念のもと,学校教育においては,確かな学力を身につけ自立する力を育む教育を推進するとともに豊かな心を育み健やかな身体と体力の増進に取り組みます。
現在,整備中の岩川小学校は令和4年4月の移転開校を目指し,引き続き整備を進めるとともに,GIGAスクール構想を着実に推進するため,全小中学校のICT機器の積極的な導入更新を行うなど,新たな時代に相応しい教育環境の実現に取り組みます。
 学校給食においては,安全でおいしい給食の提供と食育を推進するとともに,学校給食費の保護者負担の軽減にも引き続き取り組んでまいります。
 社会教育関係では,市民の生涯学習事業や文化振興事業,スポーツ振興事業など,社会教育全般の様々な学びの場の提供,地域活動の拠点となる各地区・校区公民館や青少年,女性部等の支援を行ってまいります。
 市民の健康づくりや生きがいづくりの場として,また,市民や市外からの利用者が広く交流し,憩える場として平成29年度にオープンしました新地公園グラウンドゴルフ場は,これまで8万4千人を超える方々にご利用いただいています。今後も,市内外の多くの皆様にご利用いただくよう,施設の充実とサービスの向上に努めてまいります。
 令和3年度の予算編成は,前年度に引き続き,市民の皆様に開かれた市政を目指すとともに,農・畜産物の付加価値を高め,商工業の発展を更に推進し,子どもからお年寄りまで,笑顔が輝き元気なまちづくりを目指すため,
(1) 市民にやさしい市政運営
(2) 人と自然を生かした活気ある地域づくり
(3) 教育・文化を促進し,心豊かなまちづくり
(4) 人口増を目指し,地域活性化の推進
(5) 農・畜産物を生かした所得倍増のまちづくり
の5つを基本方針として,限られた財源の中で,市民の福祉,教育,くらしを守るための予算として編成しました。また,本年度は,市長選挙が執行される年であることから,まずは年間予算を算定し,その後市単独の新規事業など除いたものを骨格予算として計上しました。
 その結果,令和3年度の一般会計当初予算は,268億7,500万円となり,前年度当初予算に対して,3,000万円,0.1%の減となりました。
 また,特別会計予算におきましては,予算総額が,122億2,657万円となり,前年度当初予算に対して,3億5,126万7千円,3.0%の増となりました。
 国民健康保険特別会計予算は,保険税の負担軽減を図るため,一般会計からの法定外繰入金を2億5,000万円充当して予算編成したところであり,前年度当初予算に対して,1億4,379万2千円,2.6%増の56億4,236万5千円となりました。
 後期高齢者医療特別会計予算は,県の広域連合の積算に基づく保険料及び広域連合納付金が主なものであり,前年度当初予算に対して,41万2千円,0.1%増の6億1,949万2千円となりました。
 介護保険特別会計予算は,第8期介護保険事業計画(令和3年度~令和5年度)に基づくとともに,前年度の実績を考慮したものであり,前年度当初予算に対して,2億1,164万2千円,3.8%増の58億5,191万8千円となりました。
  生活排水処理事業特別会計予算は,合併浄化槽の設置を50基計画し,前年度当初予算に対して,457万9千円,3.9%減の1億1,279万5千円となりました。
 水道事業会計予算は,収益的支出が,前年度当初予算に対して,1,276万1千円,2.2%減の5億6,678万5千円,資本的支出が,前年度当初予算に対して,1億4,294万5千円,66.0%増の3億5,964万2千円となりました。
 公共下水道事業会計予算は,収益的支出が,前年度当初予算に対して,4,550万円,24.7%増の2億2,998万3千円,資本的支出が,前年度当初予算に対して,2億1,157万7千円,64.3%減の1億1,723万4千円となりました。
  以上,令和3年度における市政運営の基本的な考え方について申しあげましたが,議員各位並びに市民の皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

令和3年2月22日 曽於市長 五位塚 剛

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